入社の決め手「人々の生活を変え得る仕事」
学生時代の就職活動の軸は「人々の生活を支える仕事」でした。
建築学を専攻していたことから、漠然とゼネコンや建設関連企業の説明会にエントリーしていましたがたまたま商社も見たときに兼松KGKの存在を知りました。
業界研究・企業研究を進めていく中で兼松KGKが取り扱う工作機械や産業機械が、自動車や航空機、医療分野、食生活に直結していることを知り、建設業界でなくても「人々の生活を支える仕事」が出来るのだと気づき、応募しました。
それでも最初は、商社の営業職のイメージが沸かず、強い興味があった訳ではなかったのですが、「KGKの営業は提案営業。自分の提案で人々の生活を変えることが出来たら、面白くない？」という話を人事担当の方にして頂き、KGKの提案営業に興味を持ち始めました。
最終的には、元々の志望業界の「国等が発注する"与えられた仕事"に入札するスタイルの営業」よりも「自ら提案して"仕事を創出する"スタイルの営業」で人々の生活を支えるだけでなく、変えていきたいと考え兼松ＫＧＫを選択しました。
やりがい「企業経営者の嬉しい悲鳴」
私は名古屋支店に所属し、主に工作機械を取り扱っています。
お客様が日々困っていること、今後の目標などを伺い、そこからお役に立てることを提案していきます。
なかでも設備投資（機械の購入）はお客様にとっても今後の企業経営のカギとなる大事な決断となります。
私の場合は機械を販売することにやりがいを見出しているというより、設備投資という大事な決断の場に関わって私が提案し納入した機械でお客様の課題が解決されたり、企業経営が潤ったりした声を聴くのがやりがいです。
「まったく佐々木君がこの機械いれてくれちゃったもんだからさー、さばかないといけない仕事が増えちゃって休んでられないよもう。」と企業経営者の嬉しい悲鳴が聞けるのがこの仕事の醍醐味だと思っています。
信条「感謝の気持ちを忘れないこと」
私が働く上で大切にしていることは「一人でできる仕事はない。みんなに感謝。」ということです。
機械を検討してくれるお客様、KGKと一緒に提案してくれるメーカー様、その他数多くの業者の方がいて初めて私たちの仕事は成り立ちます。
入社2年目の春、自身より5つ年上の先輩が社内異動で名古屋を離れることになり、名古屋支店の大事なお得意先である大手自動車メーカーのサプライヤーであるお客様を私が引継ぎ、担当することになりました。
最初はお客様から「こんな若いので大丈夫か？前任の担当と同じ動きが出来るのか？」とかなり厳しいご意見をいただきましたが、上司や周囲の皆から、一緒に頑張ろうと励まされ、「やってやる！見返してやろう！」と決意しました。
トラブル発生時には、たとえ自分が行ったところで役に立てない状態だったとしても、とにかくすぐにお客様のもとへ行くこと。
分からないことは自分が理解するまで先輩や上司に聞き、知ったかぶりをせずにお客様にも教えて頂くこと。
また、私1人では対応しきれない仕事には上司のフォローもあり、少しずつ信頼関係を構築することが出来ています。
おかげでお客様の新工場竣工・ベトナム工場における工作機械の増設にも関わることができ、多くの経験を積むことが出来ました。
このお客様が先日、私の上司に対して「KGKさん、もう担当変えたらアカンよ」と言ってくださったそうです。
最初は「もっとベテラン営業を担当にして欲しい」から始まった私たちの関係でしたが、「もう変えないで欲しい」担当として認めて頂けるようになり嬉しかったです。
ですが、前任者同様の「担当はあなたが良い！」というレベルにまで、まだ自身は達していないと思っています。
お客様を始めとする周囲に育てて頂いているという感謝を忘れずに「佐々木さんでよかった」と関わってくれるすべての人が思ってくださるよう挑戦し続けていきます。
