兼松 ケージ
私は今、アメリカのサンフランシスコに出張で来ているよ。
日本製の機械をアメリカに輸出して、装置の据付をする現場に同行しているんだ!
私のここでの役割は、据付作業を不備無く円滑に完了させ、お客様が満足する製品の生産を実現すること。
そのために通訳作業をはじめとしたアメリカのお客様(機械ユーザー)と、日本メーカーのコミュニケーション調整、スケジュールや人員の管理、プロジェクトの進捗確認及び報告書の作成などをおこなうよ。
この現場では機械の据付をしているけれど、他にも提案中の機械の案件や、アフターフォローの対応等もあるので、合間をみながらWEB会議や電話、資料作成もしているよ。
兼松 ケージ
朝起きたら、寝癖をなおしてまずはWEB会議。
参加者はアメリカにきている私と、中国のお客様と日本の機械メーカー。WEB商談とは言え、時差があるので皆が揃って話を出来る時間帯は限られている。今日は私が提案した機器の仕様確認と、お客様からの要求仕様やユーティリティ設備(主施設を補う共用設備)の確認をする大事な打合せ。
両者の意見を通訳しながら、会議をファシリテートして進めていくのが私の役目だよ。
兼松 ケージ
WEB打合せ終了後、機械据付中の現場へ来たよ。
アメリカの現地作業者による配線や配管作業が予定より遅延しているようなので、今日は電気担当や配管担当に現状をヒアリングしにいこう。
話を聞いてみると、必要な詳細情報が作業資料に記載がなく、現地作業者が手探りで作業を進めている状態で時間がかかっている様子だった。
ヒアリングした不足情報について日本メーカーへ問合せを入れ、メーカー担当者から詳細回答をもらったよ。
今後の対策として、現地作業者に不明点が生じた場合は報告をしてもらう体制を整えたよ。
スムーズな意思確認は万国共通の必須事項だよね。
兼松 ケージ
今日の作業はもうすぐ終了だね。
作業進捗や発生した問題を上司やメーカー担当に伝えるための報告書を作成するよ。
該当箇所の写真や図面を使用し、その場にいない人にも何が問題なのかが正確に伝わる報告書を作成する必要がある。
報告書に不明点があると、不明点への問合せに時間が費やされてしまい、スムーズに案件を進められないことがあるんだ。
兼松 ケージ
さぁ、今日はお客様から夕食のお誘いをいただいているから、すぐに着替えないと。
現地の美味しいものを食べながら、相手の文化を知ることが出来るのは出張の醍醐味の1つ!
お客様、メーカー、KGKのチームで案件成功を目指すためには、オフの場でのチームワークづくりも大切なことだよね!
行ってきます!